卒業式の朝、黒板に描かれていたクラス人数分の天使。
その一体が僕らの目の前でみるみるひび割れてゆく。
誰かがひびを消し始めた。やがて皆が加わった。
そのおかげかは分からないが、僕らは一緒に卒業できた。
病院からリモートで参加した竹宮が本当の天使に囲まれたのは、その日の夜のこと。
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