王様の様に威張るあの人は母が居ないと何もできない。
「プロポーズのとき、お姫様抱っこしてくれたのよ?」
そうノロケていた夢見がちな母は召使いの様だった。
母の一周忌。あの人は母の墓石を抱っこして圧死した。でも笑顔だったという。
身近な人が夢を夢むほど、私の夢は痩せて褪せる。
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