忘れられない中三の夏休み。熱とカビ臭さとがこもる体育倉庫。目の前で服を脱ぐ彼女。
僕は異様な盛り上がりを見た……その背中に。
「定規がね、皮膚の下にね」
本来は背骨がある位置に確かにそうとしか思えない形。
「ね、わかったでしょう?」
再び冬服を着込んだ彼女の背中は凛としていた。
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