空いているときはつい立ち止まる。
向こうのホームが見下ろせる連絡通路の窓の前。
階段脇のあの場所は彼女がいつも乗る場所で。
ドア一つ分の間を空けて僕もいつもそこに居た。
僕だけはいつも。
まだ居るのだろうか。
友人が見たという生霊は。
あの想いを手放せないでいる僕の。
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