#呟怖
腰を抜かして地べたに座り込んでる男を一瞥し、躊躇う女に囁いた「此奴にアンタの思いを捧げる価値はあるのか?」。呻く女の額には角に見えた蕾。愛憎を養分に硬く閉じたソレが徐々に綻び憑き物が落ちていく。
零れる涙と薄紅の花弁がはらりと宙を舞い、崩れ落ちるは恋を失った只の女。
7花開く
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