#呟怖
白い着物に素足でヒタヒタと暗闇を歩く。前を行く男は振り向きもせずにスタスタと先をゆく。四つ辻では
餓鬼が箱を持ち、男と私を待つ。
「腐ってる」箱の中身を改めた私達の周りで餓鬼が跳ねる。
…目を覚ました私は隣の男を見つめ、終わりの時が来たのだと知る。
腐った恋情は醜く朽ちるだけ。
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