#呟怖
蝋燭が揺れる中、坊主は震える手を押さえつけ必死に経を読み続ける
眼前に有るのは古びた葛籠
中に何も無いはずの葛籠
誰も触っていないのに蓋が開いて行く葛籠
経の声は益々早く大きくなる
「うるさい、わかってるくせに」
御堂に響く掠れた声
葛籠の口からは真っ黒な闇が坊主を覗いている https://t.co/qTNxIyITVt
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