婚礼の日、邪竜に連れ去られた花嫁は、崖から彼方の城を眺めた。
私の住まいとなるはずだった城。そこでは、婚礼を祝う花火が打ち上げられている。
そこで察した。
邪竜を差し向けた者が何者か。
花嫁は邪竜の首筋に手を回す。
「私はあなたの花嫁になるわ。
その代わり、欲しいものがあるの」
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