夕暮れの川面。
双子の姉を亡くし立ち直れず、姉が身を投げた場所に蹲る。
赤く揺れる水面。
その奥から、顔がゆっくりと浮かび上がった。
「姉、さん?」
それは音もなく水面を滑って、こちらにやってくる。
……いや違う、姉じゃない。
私だ。
私──そうか。
これは、姉が最期に見た光景。
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