歩道橋から夕陽を眺める。
薄紅に染まる街は、年月が経つほどに美しく鮮やかに見えた。
「未練、かしらね」
隣の彼女が切なげに髪を揺らす。
「後悔なんか、絶対にしないと思ってたけど」
足元を流れる車の列。
手を繋ぎ、そこに身を投げてから、私たちの時間は、ここで止まっている。
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