男は板を削る。
一心不乱にカンナを動かす視線の先には、美しい木目が見えている。その形が不意に何かを象った。
「やっと会えた」
木目の模様は、男を睨む女の顔に見えた。
「君を埋めた場所から生えた木を育てて30年。ようやく君は僕のものになった」
節だった指が愛おしそうに木目を撫でた。
#呟怖 https://t.co/Jm2RsLOGzT
呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。