早帰りすると、屋根に死神が座っていた。うちの誰かが死ぬのか。家には妻がいる筈だが真っ暗だ。俺は察した。
「なあ、死神さんよ」
と声を掛ける。
「家を間違えてるぜ、あんたの行先は隣だ」
すると死神は「そうか」と隣の屋根に移った。
その後隣家に救急車が来て、全裸の妻を運び出した。
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