「夕飯は闇鍋よ」
妻が真っ暗な部屋へ俺を案内する。
「こういう時、相席者の誰かが具になるとかいうネタがあるよな」
俺が冗談を言うと、妻は笑った。
「私があなたを殺す訳ないじゃない」
妻の返答に引っかかり、俺は慌てて電気を点けた。
鍋の中で、浮気相手の頭がぐつぐつと煮えていた。
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