深夜に大雪が降った。
早朝、窓を開けると一面の銀世界、とその上をスルスル歩く着物姿の女性がいた。
なんとも神秘的な風景に見惚れていると、女性が此方を向いて微笑み、ズルリと足から雪の中へ入ってしまった。
驚いて駆け寄って、気が付いた。
この雪の上を沈まずに歩くのは不可能だ。
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