夏祭りの夢を見た。
隣を見ると、そこには赤い浴衣と兵児帯を纏った小さな子が、僕の手を引いて笑っていた。
ふと、歩みが止まる。
そこは金魚掬いの屋台だった。
「いままでありがとう」
そう言ってあの子は手を離し、社へ向かって行った。
朝起きると、水槽の金魚がぷかりと浮いていた。
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