友人が写真を見せてきた。
それは少しレトロで綺麗なホテルのフロントだった。
行き交う人々の服装も心なしか古めかしい。
「これね、廃墟で撮ったの」
そう言ってすっかり退廃した、同じ間取りの廃墟の写真も見せてきた。
どうやらその廃墟は、在りし日の思い出を反芻している様だ。
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