真っ黒な雨雲から一本の大きな腕が降りてきた。
それは丁度人を指す仕草でゆっくりと遠くの地面に触れたのだが、その瞬間閃光と轟音が辺りを制した。
目を開けるとそこには腕は無く、その方面から悲鳴が聞こえるだけだった。
その夜、「逃亡犯が雷に打たれ死亡」という地方ニュースが流れた。
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