足が重かったのだ。
生前から動かなかった僕の足は、先程の事故に巻き込まれ千切れた様だが、
その途端、僕の体は浮き出した。
不思議と痛みも無く、僕は初めて手にした自由な移動を楽しんでいる。
下には泣き声や叫び声、救急車の音が響いているが、まあ、どうでもいい。
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