嘴のマスクをした人が現れてから、町では奇妙な死病が流行りだした。
やがて私もあの嫌な熱に侵され、薬草が敷き詰められた地下室に隔離される事になった。
「薬草が空気を浄化してくれるんですって。すぐ良くなるわ」
お母様の手には大きな鞄があったけれど、私は微笑みながら頷いたのだった。
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