―このバスは死者専用なの。あなたはまだ乗ってはいけない。降りなさい
死神の声が優しかったので私は素直にバスを降りた。
そこで目が覚めた。
森の中で倒れていた。
折れた木の枝と首にかかる縄を見て、何をしたか思い出した。
死神から漂っていたのは、確かに亡き母愛用の柔軟剤の香りだった
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