#呟怖
私が十を迎えた日、母は泣き喚きながら襖の向こうに引き摺られ消えた。私の家は代々一人の女だけが襖の張り替えと見張りの番を務める。新しい当番の女が十を迎えると、その日の内に旧番は喰われ死ぬのだという。お前さえ生まれなければ。母の最期の恨み言を繰り返しながら、私は襖を張り替える。
呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。