白い砂浜だった。
海は秋の陽を照り返し、無数の薄い膜のような光が波間に揺らめいている。
誰が拵えたのか、波打ち際には砂の城。
隣に立つのは日傘を差した女。
波が砂の城を攫うたび、女の身体もはらはらと崩れ、やがて日傘だけが残った。
波は時間。
女は私。
日傘はあなた。
砂の城は、
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