真冬で、十二歳で、明け方だった。
線路に身を横たえると鉄の匂いがした。吸い込む空気が微かに埃っぽい。鳥の声がする。
黒褐色のレールに頬を寄せる。冷たくて心地好い。
無理だったんだ。次は、きっと。
レールを通して遠くから振動が伝わる。
目を閉じかけた時、
初めて君の泣き顔を見た。
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