日が暮れてから歩くキャンパスはいやなもので、雪の時季はなおさらだ。除けられた雪の土手を踏みながらバス停に向かう途中、目の前で雪に吸い込まれる人がいた。ゴム長をぽこぽこ言わせて駆け寄る。雪の下に隠れている側溝は、よく人を呑むのだ。踏む位置を間違えると、ほら、僕も呑まれた。
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