#呟怖
漫画の才能をくださいと神頼みした晩、老人が枕元に立った。老人は私の額に右手をつっこみ基板のような物を取り出し、ハンダゴテで手荒く部品を取り付けて戻した。以降、新人賞で何度か努力賞をもらったがデビューには届かなかった。粗雑で半端なギフトは三十年経った今も熱を帯び描けと命じる。
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