#呟怖
夕方六時になると大道芸人ザジの前に空から空中ブランコが降りてくる。ブランコには顔が半分崩れたザジの弟が逆さまにぶら下がっており、ザジにそっと手を差し出す。その手を取ろうかザジはいつも少し迷うけれども、その日余った風船を手渡し、ブランコを天へと還す。それがザジの変わらぬ毎日。
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