側溝
近所の商店の自動販売機は烏が集まる
だが何故か粗相はしない
ずっと不思議だったが町内のドブさらいでその理由がわかった
側溝に落ちたお金を賽銭がわりに行き交う人々の願いを聴く神がいた
自動販売機は鳥居の代わり
きっと忘れられ住処をなくしたどこかの神が引越してきたのだろう
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