まち針2
「…つ…のため
…つ…のため」
目が覚めると隣で寝ていたはずの妻がいなく微かに唄が聴こえる
唄を頼りに彷徨うと廊下の奥に妻の頭が見えた
近寄ると無数のまち針を刺された妻の体
その横で俺の愛人が
「……つ刺しては産まれてこれなかったあの子のため」
って笑ってた
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