③立葵
雨けぶる窓の外
母が好きだった庭に咲く立葵のように真っ直ぐに生きて行けたらどんなに良かったか...
後悔してももう遅い
涙と血飛沫で濡れた顔を輪の中に通し足元の夫だったモノを一瞥する
立葵の花言葉は「熱烈な恋」
私にもそんな心があったのね
自嘲めいた笑みを浮かべ台を蹴る
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