好きなヒヒができたと友人が言う。
スミレの花咲く丘、ネムノキの下で出会ったマントヒヒが忘れられないと。
彼を想いながらネムノキを抱擁する姿は重症だ。
友人を見ない日が続き丘へ行くと、いた。
半身がネムノキにめり込んだ状態で。
昼間というのにネムノキの葉はうっとりと閉じていた。
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