信号待ちをしていると、神と名乗る老人に声をかけられた。
何でも一つ願いを叶えてやると。
騙されるのはもう沢山だ。
「本物だけが見える目をくれ」
老人が頷いた瞬間、俺は真っ白な空間に一人取り残された。
鳥の鳴き声のようなメロディが流れる。
信号が変わったらしい。
俺は歩き出せない。
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