祖母の裁縫道具を眺めるのが好きだった。
可愛いまち針、色とりどりの糸、クッキー缶の中のボタン。
それぞれに役柄を持たせて、空想に耽った。
「錆びた小さいボビンを見つけても、触っちゃいけないよ。小人さんにお代を取られるからねえ」
祖母の左手は、小指の第一関節から先がなかった。
#呟怖 https://t.co/dxghPMfT5A
呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。