彼の部屋の押入れをこっそり物色。
小さな引き出しが並び、全てに女の名前が貼ってある。
親友の名前を見つけて思わず開けた。
ボビンが入っていた。
黒い糸を巻いたボビンばかり。
ひとつ手に取り、感触にぞっとして落とした。
髪の毛…?
「見ちゃったかあ」
彼の息が後頭部にかかった。
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