目が覚めた。
少し寒い。
彼がゆっくりと近づいてくる。
私、生きていたのね。
もう駄目かと思ったのに。
「こうするしかなかった」
「君の体はもう駄目だった」
「君を失いたくなかったんだ…」
泣かないで。
背中を撫でてあげたいのに。
頭部だけになった私は、
声も出せない。
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