『もしもし。今?新居で一人飲みしてるよ』
「酒の味、変じゃないか?」
『あー霊がいると味が変わるってやつ?全然。むしろ旨い』
「そうか。ほどほどにな」
翌日友人宅を訪れたが、もぬけの殻だった。
床に置いた酒の瓶は手付かずで、大きな水槽が空になっていた。
それきり会えていない。
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