子供が空を見上げて言った
夜が燃えて落ちてくる
親は首を傾げる
街灯りに薄明るいとは云え
夜は夜だ
暗い空に星が散らばる
子供が言った
「もう遅い」
焦げた臭い
何かが燃えている
何が燃えている
「空が…」
呟いた途端
両親は焔に呑まれた
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「禍あれ」
どこかで声が聞こえた
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