「なぜ肖像の眼を塗り潰しているのですか」
問えば老執事が私を睨める
聞いてはいけないことだったろうか
「見えないのですね」
「はい」
「では採用です」
採用…
「何か問題でも」
「いえ」
「なら励んで下さい」
執事が去る
私はこの邸に住み込むメイド
破格の報酬の意味がよぎる
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