声がするんだと彼が言った
手帳に書かれた絵
書いたことにも気付いてない
震える声で「向かえに来る…」
紫堂秋継は咒者である
見えないモノが見える
角砂糖を一つ彼の口に含ませる
「君と君の父は別の人格。懼れに呑まれるな」
彼は涙する
「幸せになればいい。君が幸せにするんだ」
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