#呟怖 麗らかな春の陽気の中、人混みの上を一匹の紋白蝶が飛んでいた。街中で珍しいなと見ていると、蝶は前を行く人の首筋にそっと止まる。するとその人が突然、意識を失って倒れた。周りが騒然とするなか、紋白蝶は悠々と飛び去ってゆく。ただの偶然かも知れないが、以来、私は蝶が苦手である。
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