#呟怖 子供の頃の事。早朝、雪が積もった野原を駆け回っていると、辻に建つ古い祠から片方だけの足跡が点々と伸びているのを見つけた。白銀に輝く無人の野をどこまでもどこまでも続いている。なんだかふと怖くなった。家に逃げ帰りそのことを話すと「神様も雪に浮かれて遊びに出たのね」と母は笑った。
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