#呟怖 以前、空手道場に通っていた。田舎町の山裾にある古い道場で、近くには墓地がある。一人居残り、遅くまで稽古をしていると誰かの視線を感じた。ときおり妙な物音や話し声もする。怖気を堪え、いわゆる臍下丹田に力を入れ「エイッ!」と気合を発するとそれらは霧散した。そんな事が度々あった。
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