#呟怖 子供の頃、近所の山に一人で登った。山頂に立ち、おーいと呼ぶと、おーいと木霊が返って来る。面白くて何度も繰り返した。ふと何処からか、おーいと聴こえた。おーい、おーい、おーい。それは段々近付いて来る。急に肌が粟立ち、追い掛けて来るモノの気配を感じながら転がるように山を降りた。
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