#呟怖 畦道を歩いていると、田圃の真ん中に案山子がぽつんと突っ立っていた。麦藁帽子に赤い半纏。白い顔。
妙な違和感にじっと見つめていると、急に回れ右してぴょんぴょん飛び跳ねながら山の方へと逃げて行く。
たまに擬態して人をからかうモノがいるが、あの案山子もどうやらその類のようだ。
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