古風な歌だ。物悲しい調べに誘われ庭に出ると見事な月。桜とは風情もゆき過ぎで柳かせめて枝垂れ桜で頼むと戯言半分、月見酒に杯を煽る。
と、視界の隅に人の気配。
歌声はこの女だ。
そうか、月の出ぬ夜に待つのは止めたか。
かつて邪険に払い冷たくなった手を、今宵は自ら握ろうじゃないか。#呟怖 https://t.co/vuUE9nKVwU
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