#呟怖
男は庭で一輪の赤い花を摘み、それを手に取って書斎に戻り、椅子に座って花弁を一枚ずつ契った。
「好き…嫌い…好き…」
花弁は最後の一枚になった。
「…嫌い」
男は笑みを浮かべた。
「僕のこと嫌いなんだね。」
対面には椅子に縛られた女がいた。彼女は首を横に振り、赤い涙を流していた。
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